【事例】うつ病を初診として自閉症スペクトラム障害で障害年金受給｜障害基礎年金２級
仙台・盛岡障害年金センターにご相談後、障害年金請求支援を依頼された宮城県仙台市の方の事例をご紹介します。
ご相談者様
ご相談者様：宮城県仙台市の女性（３０代）
傷病名：双極性障害
決定した年金種類と等級：障害基礎年金２級
受給金額：年額７７万円
相談時のご相談者様の状況
グループホームのご担当者様からご相談いただきました。
ご自身である程度申請を進めているところでしたが、初診日の証明が上手くできないことや現在、厚生年金被保険者であることから、申請に不安がある状況とのことでした。また、病状や日常生活の状況、自分自身について言語化するのが苦手だったため、各関係者様からのヒアリングも通じて状況を整理する必要がありました。
ご相談後申請までのサポート
まずは、初診の証明が簡単ではない状況でした。最初のうつのような症状でいくつかの医療機関に通院していました。そのほとんどが通院記録が残っておらず、唯一受診状況等証明書が手配できた医療機関でも「日付」と「病名」の記載のみでした。
次に就労面でも現在、厚生年金被保険者であることから障害の程度が軽く判定されないように、就労面での配慮なども確認する必要がありました。さらに定期通院先がないとのことで診断書を書いていただける医療機関を探す必要もありました。
こうした申請に向けての課題を一つ一つクリアして受任から２か月弱での申請をいたしました。
申請を進める点で工夫した点
医療機関は前に精神保健福祉手帳を発行する際に受診した医療機関に受診となりました。早く診断できるように日々の様子や就労に関する記録をまとめて医師に情報提供しました。その結果。比較的早い段階で、しっかりとした診断をしていただくことができました。
【主なサポート内容】
・請求書類の手配、準備 ・受診状況証明書の発行依頼並びに内容の確認 ・診断書作成時の医師への情報提供書の作成 ・診断書内容確認、修正依頼 ・病歴・就労状況等申立書作成 ・申請書類作成 |
結果
申請後、初診日の判断のためにカルテ開示の指示を受けました。短い期間での対応が必要でしたが医療機関で協力いただき、スムーズに発行できました。その後、障害基礎年金２級での受給が認められました。
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