【事例】慢性閉塞性肺疾患（COPD）で受給｜障害厚生年金2級
仙台・盛岡障害年金センターにご相談後、障害年金請求支援を依頼された仙台市青葉区の方の受給事例をご紹介します。
ご相談者様
ご相談者様：男性（60代）
傷病名：慢性閉塞性肺疾患（COPD）
決定した年金種類と等級：障害厚生年金2級
受給金額：年額139万円
相談時のご相談者様の状況
他の事務所へご相談された際、傷病手当金をもらい終わってからでないと請求できませんと言われ、そこで相談が終了してしまったそうです。その後、熱心に相談ができそうな事務所を探していたところ弊所へご相談いただきました。
ご相談時に確認したこと
主な症状や検査結果等、障害の状態や病状、通院歴を詳しく確認しました。通院されている医療機関が同時に3箇所あったため、それぞれ時系列ごとに詳しく確認させていただきました。
請求のポイント
肺疾患の場合、必須検査項目があります。検査できる医療機関が限られていますので、どの医療機関で診断書を作成していただくか確認しました。
ご相談後請求までのサポート
請求を進める点で工夫した点・苦労した点
受診状況等証明書や診断書に訂正が必要な箇所が数十か所あり、それぞれ各医療機関へ確認させていただきました。
受診状況等証明書に関しては、訂正依頼をしたところ別途費用請求が届くという事態も発生し困惑しました。しかし、事情や経緯を丁寧に説明して費用の追加請求は取り下げとなりました。
もし請求者自身で請求を進めていて、医療機関からこのような費用請求があった場合、鵜呑みにして費用を払う可能性があると考えるとゾッとするエピソードです。
【主なサポート内容】
・年金納付記録の確認
・受診状況等証明書の作成依頼
・診断書作成時の情報提供書の作成
・診断書内容確認
・病歴、就労状況等申立書作成
・請求書類作成、提出
結果
結果、障害厚生年金２級に認められました。
請求支援担当者のコメント
今回の請求のケースは受診状況等証明書、診断書の各記載項目に整合性がとれない箇所が多く、本人で請求を進めていればほぼ間違いなく返戻によって審査がストップまたは長期化した案件でした。
単に専門知識をもっているだけでなく、それを医療機関のご担当者にどのように伝えていけばいいのかが問われる請求ケースです。改めて専門家として請求代理する意義について確かめることができた事案でした。
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