障害年金は働いていてももらえるか?について解説いたします。

当センターでの障害年金のご相談でよくある質問をご紹介します。

質問

障害年金は働きながらでももらえますでしょうか?

答え

もらえます。ただし次の場合に障害年金の金額の制限があります。

初診日が20歳前の傷病による障害年金

前年の所得額が4,721,000円を超える場合は年金の全額が支給停止となり、3,704,000円を超える場合は2分の1の年金額が支給停止となります。支給停止となる期間は、10月から翌年9月までとなります。

その他の調整

恩給や労災保険の年金等を受給しているときの支給調整

恩給や労災保険の年金等を受給しているときは、その受給額について障害基礎年金の年金額から調整されます。

海外に居住したときや刑務所等の矯正施設に入所した場合の支給制限

海外に居住したときや刑務所等の矯正施設に入所した場合は、年金の全額が支給停止されます。なお、矯正施設に入所している場合でも、有罪が確定していなければ支給停止とはなりません。

働いていることで障害等級の認定が難しくなるケースがあります。

精神の障害や内部障害の場合は、働いていることで「労働に著しい支障がある」とは認められないと判断されるケースがあります。それは等級判定の際に、病状だけでなく日常生活の様子なども重視されるためです。

障害年金の受給可能性を知りたい方へ

このように状況により受給額が変わります。ここで質問にお答えいただくことで障害年金がもらえる可能性があるか簡易的に確認できる質問フォームをご用意しました。最短1分程度で入力が終わります。ぜひご利用下さい。

 

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